活用
事例

信用金庫と金融庁のノウハウが融合!

~ 金庫独自に作成した「業種別ヒアリングポイント」と相互補完的な活用を目指して ~

鳥取信用金庫

取組みの背景と実施内容

鳥取信用金庫では、昨年度より本部に本業支援担当者を配置し、取引先の事業者支援を積極的に実施している。また、取引先は小規模事業者も多く、これまで信用金庫としては、コロナ禍で疲弊したお取引先に対して、資金繰り支援から業績回復に向けた取り組みが必要になっている。そのためには、取引先に、寄り添い、「お客さまを知る」、深度ある「対話」を通じて、事業の成長を後押ししていくことが重要であり、より一層、 地域事業者の事業性を理解していくことが重要と考えている。

これまで、金庫の中堅・若手職員が中心となり金庫独自に「業種別ヒアリングポイント」を10数業種取りまとめており、新入職員や経験の浅い職員にもわかりやすい内容となっていたが、なかなか活用できていなかった。

YouTube動画での勉強会

「業種別支援の着眼点」については、2023年9月に、営業店をグループ分けして、全店をオンラインでつないで、YouTubeの動画を研修資料とした勉強会を開催した。若手職員に実際に視聴してもらうことで、本業支援のノウハウを身近に感じ理解を深めてもらえるよう取り組んだ。

勉強会参加者の声

・今後の企業分析に活かせられる内容でした。
・苦手な業種を深堀り出来ました。
・実務に即した動画で担当先への訪問時に活用出来ると感じました。
・経営者とどのような話をすれば良いか参考になりました。
・本業支援を行っていくにあたって効果があると思います。
・業種ごとに深く掘り下げた内容で驚きました!

今後の取組

鳥取県の経済状況も鑑みるとポストコロナにおける取引先の経営状況については、さらに厳しさを増していくとも考えられる。その際、地域に根差す信用金庫として、地域と共により良い未来を構築していくことが求められる。

今後は、金庫独自の取組である「業種別ヒアリングポイント」(業種別に地域の競争環境を独自で調査したものや課題、目利きのポイント、指標などを組み合わせたもの)と組み合わせて活用し、より職員の事業性の目利き力を高めていくことを進めていきたい。また、実務での活用については、本部との連携や研修等を通じて、深めていきたい。

担当者ヒトコトコメント | 草刈融資理事部長

業種を知ることは、「お客さまを知る」ことの第一歩であり、職員の事業への関心を促すことに繋がると考えています。高い熱量をもって事業者支援に取り組む職員を育成するため、今後も業種の勉強を継続していきたいと考えています。

担当者ヒトコトコメント | 中江文哉(岩美支店支店長代理)

「業種別ヒアリングポイント」の作成に携わったことで、調査能力・分析力を鍛えることができ、触れた事のない業種に対しての理解力も高まったと感じています。

「着眼点」活用の
ポイント

  • 01

    全職員に熟読を推奨

    「着眼点」の周知に併せて、あらためて金融機関には経営改善及び本業支援の役割が求められていることを周知。全職員に対し熟読を推奨した。

  • 02

    若手向けに視聴の時間を確保

    「着眼点」は若手職員のスタートラインとして最適な教材。各自に視聴を任せるのではなく、研修の時間を確保してオンラインでYouTubeの動画を視聴してもらった。

  • 03

    金庫独自ノウハウと融合

    金庫が作成している「業種別ヒアリングポイント」のノウハウと組み合わせて活用し、職員の目利き力を高めていく。

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